| 対象製品 |
ご質問 |
回答 |
| Targefect |
Targefectは緩衝液やレポーター遺伝子含有プラスミド等の付属品は添付されているか。 |
本製品は、バッファーやレポータプラスミド等は、一切含まれておらず、導入試薬のみから構成されています。 |
| Targefect |
Targefect F-1、Targefect F-2、Targefect F-3及びTargefect F-4の種々の細胞への適用例のデーターがあるか。 |
別シート(細胞種と導入効率)に記載。 |
| Targefect |
PC12、SH-SY5Y 細胞への導入に最適な試薬を教えて欲しい。 |
PC12はTargefect F2試薬の使用がベストです。又、Targefect F2の導入効率を増幅する#008 peptide
enhancerとの併用が特に推薦されます。SH-SY5Y 細胞への導入にはTargefect F4での導入が良いと推測されています。 |
| Targefect |
Targefectの使用量は35 mmのディシュでどの程度か。 |
細胞の種類にもよるが、ディシュ辺り2-4 µlのTargefectを使用します。従って、1 mlであれば約250〜500回使用できます。 |
| Targefect |
Targefectでアンチセンスオリゴ、RNA,リボザイムは導入可能であるか。 |
実際にアンチセンスオリゴやRNAの導入は、専用の導入試薬を推奨致します。 |
| Targefect |
神経細胞(初代培養)への導入は可能か。データーは保有しているか。 |
神経細胞へのF1による導入は以下の細胞で実証されています。Newron 2A(最低50%)、Sy5y(10%)、PC12(25%)(F2がベターな場合もあり)。他の初代培養細胞に関してもF1の使用が推薦されます。 |
| Targefect |
HepG2、HL60細胞にどの位の導入効率で導入可能か。 |
導入効率については不明です。但しF2がHepG2には有効であり、論文にも紹介されています。
参考文献:Keyvan Mahboubi
is the author and it is a 2002 paper in the Journal of Biological
Chemistry |
| Targefect |
海馬、顆粒細胞への導入は可能か。 |
ラットの海馬細胞への導入はF1及びF2のいづれも適応可能です。 |
| Targefect |
ヒト初代繊維芽細胞への導入効率は。 |
F1を使用する事で、導入効率10%程度が確認されています。 |
| Targefect |
血清存在下でも効率は下がらないか。 |
血清存在下で複合体を形成させ細胞に添加した場合、基本的に導入効率の低下が生じると推測されます。又、基本的に細胞は血清を含む培地が細胞の生存において最適な条件であることからプロトコールどおりに複合体の形成から細胞への添加までは無血清培地、以降のインキュベーションは血清を含有する培地を使用して下さい。 |
| Targefect |
複合体添加後のインキュベーション時間は。 |
基本的に24時間で充分です。 |
| Targefect |
導入した遺伝子は、ゲノムに取り込まれない限り細胞分裂で、細胞当たりの目的遺伝子の量は減少するのではないか。 |
目的遺伝子が細胞のゲノムに取り込まれない限り減少します。 |
| Targefect |
大脳皮質、Sy5y、海馬細胞に導入を試みたが毒性が強く上手く導入できない。 |
毒性が強い場合は下記の2点の処置を行って下さい。
1) 複合体形成時に使用するDNAの量を増やし本試薬の量を減らす。
2) 複合体と細胞をインキュベーションした後、完全培地を添加する前にアスピレーターで複合体を完全に除去した後、完全培地を添加する。 |
| Targefect |
ラットの海馬細胞への導入に際してエンハンサーの使用は効果的か。 |
試験していない事から不明です。 |
| Targefect |
血管平滑筋及びES細胞に適した試薬は(F1〜F4)。 |
血管平滑筋にはF2が推薦されます。ES細胞については不明です。 |
| Targefect |
本試薬-DNA複合体の細胞への添加、インキュベーション、血清を含む培地の添加後、プロトコール上では72時間程度のインキュベーションが必要である。培地の添加後、24時間のインキュベーションでも充分な導入効率が得られると推測されるがどうか。 |
大抵の場合、24時間のインキュベーションでも充分です。導入効率が低いときには48、72時間のインキュベーションが必要です。 |
| Targefect |
血清を含む培地で遺伝子導入を試みたいが何か影響はあるか。又、血清を含まない培地で一連の操作を行った場合にはどのような影響がみられるか。 |
血清を含む培地で一連の操作を行った場合、導入効率の低下が懸念されます。一方、血清を含有しない培地で一連の操作を行った場合、本来細胞は血清を含有する培地が生存において最適な条件であることから推薦されません。基本的に、プロトコールどおりに複合体の形成、細胞への添加までのステップは無血清培地の使用、以降のインキュベーションのステップは完全培地を使用して下さい。 |
| Targefect |
神経細胞とグリア細胞がプレート上にミクスチャーとして存在している場合、本試薬を用い神経細胞に特異的な遺伝子導入を行うことは可能か。 |
本試薬で特異的に一方の細胞に導入することはできません。 |
| Targefect |
本試薬を用いて30kbという大分子量のプラスミドDNAを胚細胞に導入することは可能か。 |
現在の所、本試薬を用いた30kbの遺伝子導入は確認されていません。最も大きな分子量で12kbのプラスミドDNAの導入結果が得られています。 |
| Targefect |
12kbのプラスミドDNAが導入された際に、1.導入した細胞2.導入効率はどのようなものか。 |
1.効率については正確に把握していませんが最低20%程度の効率は示すものと推測されます。
2.肝細胞系で導入されています。 |
| Targefect |
PC12細胞への遺伝子導入に関して、条件検討はどのようにすればよいか。 |
補足シートをご参照下さい。 |
| Targefect |
C2C12細胞への遺伝子導入効率は。 |
GFP遺伝子を導入した結果、約30%程度の導入効率を示します。 |
| Targefect |
C2C12細胞への遺伝子導入に関して、条件検討はどのようにすればよいか。 |
補足シートをご参照下さい。 |
| Targefect |
マウス海馬細胞に最適な試薬の組み合わせは。 |
Targefect F1及びF2試薬とVirofectを使用し、条件検討を行う事がお薦めです。 |
| Targefect |
コンフルエントがどの程度の時に複合体を添加すれば良いか。 |
60-70%時に添加する事が、毒性等の問題上で最も望ましいと判断されます。 |
| Targefect F-4 |
貯蔵温度は、何℃であるか。 |
4℃ |
| Targefect reagent |
PC12細胞での導入効率及び試薬の選択について。 |
5µlのTargefect F1に対し、1もしくは2µgのDNAを用い複合体を形成したものを細胞に添加する事で、約25%の導入効率が得られます(6
well dish時)。 |
| Targefect reagent |
C2C12細胞への複合体形成条件について。 |
以下の条件をご検討下さい。導入効率は、約30%程度が期待されます。
1.1
ug DNA plus 4 ul of F-2 in 1 ml of Optimem 1
2.1 ug DNA plus 8 ul F-2 in 1 ml of Optimem 1
3.2 ug of DNA plus 6 ul of F-2 in 1 ml of Optiemm 1
4.2 ug DNA plus 8 ul of F-2 in 1 ml of Optimem 1 |
| Targefect reagent |
Primary smooth muscle cellsへの遺伝子導入に関して、試薬の選別、導入効率について。 |
Primary smooth muscle cells(F2+peptide enhancer:導入効率40%) |
| Targefect reagent |
Primary rat hippocampal neuronsへの導入に関する試薬の選別について。 |
本細胞への導入に関しては、Targefect F1もしくはF2のどちらかをお試し頂く事をご推奨致します。実際に様々な研究室で使用されていますが、研究室によってF1、F2の選択は異なります。さらに高効率の導入を図る場合は、F1、F2の選択を行った後、Virofect
enhancerを併用下さい。 |
| Targefect reagent |
Rat cardiac myocyteへの遺伝子導入に関する組織の処理方法について。 |
組織から単離後、すぐにプレーティングします。プレーティングから、2日後にトランスフェクションする事をご推奨致します。 |
| Targefect reagent |
Primary rat hippocampal neuronsへの導入に関する詳細な条件ついて。 |
組織から単離後のプレーティング及びトランスフェクションのタイミングについては詳細不明です。複合体形成条件等は、下記のとおりです。
F2試薬使用時:DNA2
ug、F2試薬(4 ul, 6 ul、 8 ulの3種類で検討)、Optimem 1ml、その他エンハンサー試薬使用による導入効率の向上には、Virofect
20µlもしくはpeptide enhancer 15µl添加を推奨。 これら複合体形成後、250µlの複合体を細胞に添加(24
well plate時)し、37℃で4-5時間インキュベーションした後、1mlの完全培地を添加。オーバーナイトでインキュベーション。
F1試薬使用時:DNA2
ug、F1試薬( 5 ul、7.5 ulの2種類で検討)、 Optimem 1ml、その他エンハンサー試薬使用による導入効率の向上には、Virofect
20µl添加を推奨。 これら複合体形成後、200µlの複合体を細胞に添加(24 well plate時)し、37℃で2時間インキュベーションした後、1mlの完全培地を添加。オーバーナイトでインキュベーション。 |
| Targefect reagent |
CHO細胞への遺伝子導入試薬の選択及び導入効率について。 |
本細胞への導入に関しては、Targefect F1及びF2の双方を使用している研究者が多く、双方の試薬でお試し頂く事をご推奨致します。尚、導入効率に関しては、50%程度の効率が期待されます。 |
| Targefect reagent |
Targefectを用いたRNAの導入について。 |
Targefectは、RNaseを含んでおらずRNAと複合体を形成させる事でRNAを導入する事は可能です。実際に、肝細胞へのRNAの導入が可能である事は実証されております。 |
| Targefect reagent |
MCF7細胞への遺伝子導入試薬の選択及び導入効率について。 |
本細胞への導入に関しては、Targefect F2を使用して頂く事をご推奨致します。尚、導入効率に関しましては、50-80%程度の効率が期待されます。 |
| Targefect reagent |
同時複数プラスミド導入について。 |
ラットの肝細胞に対して、F1試薬を使用し、同時に6種類のプラスミドを導入した結果が存在します。詳細は、下記文献をご参照下さい。 Johnson
SAS, Mandavia N, Wang HD, and Johnson DL (2000) Transcriptional
regulation of the TATA-binding protein by Ras cellular signaling.
Mol. Cell. Biol. 20 (14): 5000-9. |
| Targefect reagent |
複合体形成時に使用する培地について。 |
DMEMが最も御推奨されます。Optimem 1と比較して、本培地は、毒性、細胞への導入効率に関して最も良好な結果が得られております。 |
| Targefect reagent |
胸腺細胞への遺伝子導入について。 |
Targefect F1及びF2の双方が推奨されます。本細胞に関して、最適化されたプロトコールは存在しませんが、製品に添付されている通常プロトコールで対応可能と推測されます。 |